透析時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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8:00- 13:00 |
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13:00- 19:00 |
〇 | ‐ | 〇 | ‐ | 〇 | ‐ |
通院が困難な患者様を対象に自宅からクリニックまで送迎させていただきます。(無料)
送迎のご利用をご希望の方はスタッフまでご相談下さい。
当クリニックでは旅行や出張などでの臨時透析に対応しております。
お気軽にお問い合わせ下さい。
透析療法は慢性腎不全の患者様にとって、身体の一部、生活の一部として扱われなければなりません。透析室スタッフは日常的な透析医療の業務だけではなく、透析療法を受けられる患者様に安全で快適な透析環境と看護を提供できるように、患者様ひとりひとりと向き合い、身体状況を把握したうえでより良い生活を送っていただけるような援助を行っています。
当院ではすべての透析患者様に、血管病変に伴う足病変の定期的なフットチェックとABI(足関節‐上肢血圧比)の測定、爪切りや保護・処置などのケアを行っています。また、心電図も定期的にチェックし、エコー検査による心機能の異常の早期発見・早期治療に努めています。
透析治療導入期の患者様には、パンフレットを参考に人工透析の必要な基礎知識や水分や食事の管理、セルフケアに関する指導を行うことで、安心して日常生活を送っていただけるように取り組んでいます。体重管理が難しい患者様には食事指導をはじめとした、日々の生活様式の見直しを一緒に行っています。
透析液が汚染されていると、炎症性サイトカインによる低栄養、動脈硬化、慢性炎症を引き起こし生体に悪影響を及ぼします。このため、安心で安全な透析治療を受けていただくには透析液の清浄化は必須であり、臨床効果として、β2-MGの低下、栄養状態の改善、透析中の血圧安定などが報告されています。当院では、厳重な透析液管理を行い、高い水質基準をクリアした超純水透析液といわれる透析液を提供しています。このため、通常の透析液では、行うことができないオンラインHDF、I-HDF(間歇補充型血液濾過透析)を可能としております。
当院では、上水道から受水槽に入るまでに洗浄効果が発揮されるといわれる水活性化装置を導入しており、建物全体の水道配管は全て安全な抗酸化水が流れています。透析液が流れる配管の消毒には確実な洗浄と除菌効果のある、環境に優しい次亜塩素酸ナトリウム活性化装置を導入しており、作製された活性水を用いて感染予防対策にも使用しております。また、逆浸透法精製製造装置(RO装置)の消毒には薬液では届きにくい部分も、熱伝導により確実に殺菌できる熱水消毒対応の装置を導入しております。
透析室は患者様の居住性と快適性を生かした空間になっております。 ベージュを基調とした室内で天井は高く、リラックス効果のある間接照明を採用しています。空調は、患者様に直接当たらないよう吹き出し口を配慮しております。プライバシーの保護や車イス等の乗降、緊急時の対応などを考慮してべッド間隔は十分なスペースを確保し、落ち着いた雰囲気で治療を受けて頂けるように工夫しております。
待合スペースは待ち時間のストレスを軽減できるよう、ゆったりとくつろげる環境となっております。 更衣室は一部、車イスでの使用も可能な広さとなっております。
当院では最新の透析機器を採用しております。透析用監視装置は全台ニプロ社製のNCV-3を導入しており、治療としては透析を始めオンラインHDF、I-HDF(間歇補充型血液濾過透析)にも対応しています。また、透析情報管理システム(DiaCom)と連携しており、透析業務の効率化、個人データなどの管理を一元化することによって、患者様にスムーズな治療が可能となっています。このシステムで透析を受けるための個々の情報を『透析情報カード』として発行し、災害やライフラインの断絶が起こった緊急の場合でも他施設での透析を受けて頂けるようにカードをお渡ししています。